Wordpress 1

1. 概要

Wordpressとは

WordPressは、オープンソースのブログソフトウェアである。
PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している。
単なるブログではなくコンテンツ管理システム (CMS) としてもしばしば利用されている。
- WordPressのシェアは何%?
- Wordpressサイトサンプル例
- WordPressとは

Wordpressのメリット

  • 無料で使用できる
  • コードが書けず、専門知識がない人でも簡単にサイト・コンテンツを管理できる
  • テンプレートを使用すれば、簡単にステキなWebサイトを作成できる
  • 圧倒的なシェアなので、説明サイトや書籍などが豊富にある

Wordpressのデメリット

  • カスタマイズ、もしくは自サイトをWordpress化するには、かなりの知識が必要になる
  • 通常のHTMLサイトと比較すると、表示スピードが少し遅くなりがち

「使用する側」と「提供する側」の違いを理解することが重要

2. 初期設定

サーバーにWPをインストール

  1. 公式サイトからWPをダウンロードし、解凍しておく
  2. サーバーのコントロールパネルを表示し、データベースを作成する
  3. WPをサーバーにアップロードし、インストールを実行する

サーバーによっては、簡単インストールなどのメニューもある

ローカル環境にWPをインストール

  1. 公式サイトからXAMPPをダウンロードしPCにインストールする - XAMPPのインストール方法
  2. XAMPPのコントロールパネルを表示し、ApacheとMySQLを起動しておく
  3. MySQLのAdminボタンをクリックして、phpMyAdminを起動、データベースを作成する
  4. 公式からダウンロードしたWordpressフォルダをhtdocsフォルダに入れる(アップロードの代わり)
  5. http://localhost/フォルダ名/wp-login.phpにアクセスして、インストールを実行する

XAMPPとは

  • XAMPPを使うことで以下をまとめてインストールすることができる
    • 『Apache(アパッチ)』:Webサーバソフトウェア
    • 『MariaDB(マリアディービー)』『MySQL(マイエスキューエル)』:データベース管理システム(RDBMS)
    • 『PHP(ピーエイチピー)』:Webプログラミング言語
    • 『Perl(パール)』:Webプログラミング言語
  • PHP(Wordpress)を動作させるためにはサーバ、PHP、データベースが必要。
    XAMPPを使って、ローカルPCにPHPの開発環境をつくる

3. WPのインストール(ローカル環境)

インストール手順

  1. XAMPPのコントロールパネルを表示、ApacheとMySQLをスタートさせる
  2. WPで使用するデータベースを作成する
    1. Xamppのコントロールパネルから、MySQLのAdminボタンをクリック、phpMyAdminの画面を表示する
    2. 画面上部の「データベース」メニューをクリック、データベース名(任意)を入力、 照合順序は★ utf8mb4_general_ci ★を選択、作成ボタンを押す
  3. WPのインストールを行う
    1. 公式サイトからダウンロードしたWordpressフォルダを解凍する
    2. 解凍したフォルダ(名前を変更する)をCドライブの中のxamppフォルダ内、 htdocsに持っていく
    3. ブラウザから http://localhost/(Wordpressのフォルダ名) にアクセスする
    4. 画面表示に従い、インストール進める
    5. データベース名、ユーザー名(XAMPPの標準は root)、パスワード(空欄) を入力し、続行、完了させる
  4. 再度ログインし直し、ダッシュボード画面を表示
    ログイン画面 → http://localhost/(Wordpressのフォルダ名)/wp-login.php